熱海土石流 大好きな熱海、広めたい 購入1週間の家が全壊、中国人の徐さん 周りに助けられ /静岡

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土石流で全壊した徐浩予さんの一軒家(奥)。地元議員の視察に同行して写真を撮影した=静岡県熱海市で7月(本人提供)
土石流で全壊した徐浩予さんの一軒家(奥)。地元議員の視察に同行して写真を撮影した=静岡県熱海市で7月(本人提供)

支援受けられず苦労 周りに助けられ

 熱海市伊豆山地区の土石流災害で被災したのは、長く地域に暮らす住民ばかりでない。中国人男性の徐浩予さん(28)は、1週間前に買ったばかりの一軒家が全壊。転入の手続きも済んでいなかったため、当初は公的な支援を受けられないなどと苦労した。それでも「災害を通じて多くの親切な日本人と知り合った。宿泊施設を開いて、大好きな熱海を故郷の中国に広めたい」と意気込んでいる。

 徐さんは、漫画やアニメといった日本の文化に引かれ、2015年に来日。東京都内で会社勤めなどしたが、観光で訪れた熱海の海と山の景色にほれ込んで、「ここで民宿をやる」と一念発起した。21年6月25日、2階建て木造住宅を購入し、1人で暮らし始めた。

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