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ボンボンボヤージュ(大田市) 天然バニラ豆で濃厚プリン /島根

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天然バニラプリン=島根県大田市で、萱原健一撮影
天然バニラプリン=島根県大田市で、萱原健一撮影

 洋菓子店「ボンボンボヤージュ」の一推しは「天然バニラプリン」(税込み280円)だ。安価な香料のバニラエッセンスではなく、輸入ルートを独自に開拓して仕入れる天然バニラ豆を使い、「安心安全な品質」にこだわる。「コクと香りが濃厚」との評判だ。

 2016年の開店当初は、高級とされるマダガスカル産のバニラ豆を使っていた。しかし、代表の後藤克也さん(42)によると、近年の価格高騰で入手しにくくなり、バニラ豆を使った商品の製造は17年にいったん中止。バニラエッセンスでの代用を嫌い、天然豆を直接輸入できるルートの調査を始めた。

 着目したのは、日本から近い産地のインドネシア。大田市に隣接する美郷町が同国のバリ島と長年交流があることから町役場に相談し、商工会を介して同国在住の美郷町出身者と連絡が取れた。新型コロナ禍で調査は難航したが、現地の輸出業者と直接取引できることが分かり、今年4月、パプアニューギニア産のサンプル豆を1キロ仕入れた。「鮮度が良く予想以上の品質」で、5月にバニラプリンの製造を再開した。

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