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ラブストーリーは突然に 柔道・広瀬順子 二人で進む柔の道

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柔道(視覚障害)女子57キロ級で銅メダルを獲得し、夫の悠(左)とメダルを手に笑顔を見せる広瀬順子=リオデジャネイロの五輪スタジアムで2016年9月9日、徳野仁子撮影
柔道(視覚障害)女子57キロ級で銅メダルを獲得し、夫の悠(左)とメダルを手に笑顔を見せる広瀬順子=リオデジャネイロの五輪スタジアムで2016年9月9日、徳野仁子撮影

 伴侶のこととなると、決まってまなざしに温かみがこもる。柔道女子57キロ級の広瀬順子(30)の夫は男子90キロ級の代表、悠(はるか)(42)=ともにSMBC日興証券=だ。同時に広瀬のコーチも務めている。

「メダルが取れなくても、死ぬわけじゃない」

 「悠さんがいるから頑張れている部分が大きい。技術を高めてくれる存在の一方で、安心感もある。柔道でしんどい時はすごく救われる。家でも道場でも一緒にいることが力になっている。私の心の支えです」

 東京パラリンピックで目指すのは、柔道女子の日本勢として初の金メダル。夫婦二人三脚で頂に挑む。

 山口市出身。少女漫画「あわせて1本!」を読んだことをきっかけに小学5年から柔道を始め、高校時代は全国高校総体にも出場した。しかし、大学1年の時、膠原(こうげん)病の一種である「成人スティル病」を発症。全身に炎症が起きる原因不明の難病だったが、約半年間の闘病の末に完治した。それでも合併症によって、視力をほとんど失い、視野も中央部分が見えなくなってしまった。

 一時は畳から離れたが、…

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