世界の「カミロボ」安居智博さん、集大成の500点 滋賀で作品展

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さまざまな日用品を使ったロボットを展示している安居智博さん=滋賀県愛荘町市で、伊藤信司撮影
さまざまな日用品を使ったロボットを展示している安居智博さん=滋賀県愛荘町市で、伊藤信司撮影

 紙製のロボット「カミロボ」で世界的に知られる安居智博さん(49)=京都市左京区=の作品展が愛知川びんてまりの館(滋賀県愛荘町市)で開かれている。安居さんは彦根市出身だが、県内で個展を開くのは初めて。今回は同館の依頼を受け、小学生時代から現在に至る立体・平面作品約500点を一堂に並べている。入場無料で29日まで。

 安居さんは特撮ヒーローの衣装、プロレス用マスク製作などの会社を経て独立。2004年に趣味で作ってきたカミロボを公表したところ、現代アートとして世界的な注目を浴びた。米ニューズウイーク誌で取り上げられ、高校美術の教科書で紹介されるまでになった。今回は、小3で作り始めたカミロボ数百点やプロレス遊び用のリング模型、デザイン画などを展示している。

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