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幼児の乗る車に衝突する事故を起こしても飲酒運転をやめられず、自ら命を絶ちそうになった――。この男性は当時、アルコール依存症に苦しんでいた。今は断酒しているが、あの頃に引き戻されないか不安は消えない。福岡市東区で幼いきょうだい3人が死亡した飲酒事故から25日で15年。男性は今年もこの日を胸に刻んだ。「3人が自分を原点に戻してくれるから」
2006年8月25日夜、東区の「海の中道大橋」で親子5人が乗った車が飲酒運転をしていた男性の車に追突され、車が海に転落した。長男(当時4歳)、次男(同3歳)、長女(同1歳)のきょうだい3人が水死し、両親が負傷した。
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