新型コロナワクチン接種 「妊婦優先」広がる 吉田町、島田市など 予約、券発送 /静岡

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 新型コロナウイルスに感染した千葉県柏市の妊婦が自宅で早産し、乳児が死亡した問題を受けて、県内で妊婦やそのパートナーらの接種を優先して実施しようとする自治体が増えている。吉田町は25日、妊婦の接種を優先すると発表、島田市は9月1日から予約の受け付けを始める。【実習生・小川恭平、渡辺薫】

 新型コロナに感染した柏市の30代の妊婦は8月17日、自宅療養中に腹部の張りを訴えたが、受け入れ先の医療機関が見つからず、自宅で出産した乳児が亡くなった。厚生労働省は23日、妊婦やその配偶者ができるだけ早くワクチンを接種できるように配慮を求める事務連絡を都道府県などの自治体に対して出している。

 吉田町は25日、厚労省の事務連絡、日本産科婦人科学会が「妊娠中の感染は重症化しやすい」と訴えていることを踏まえて、通常の枠外で優先的に予約を受け付けることを決めた。妊婦の感染源の約8割が夫やパートナーだとして、同居する家族の接種も並行して進める方針だ。地元の医療関係者と調整するなどして体制を整えた。

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