コロナ禍の今聞きたい法話は H1グランプリ、奈良で10月開催

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「H1法話グランプリ2021」開催に向け意気込む実行委員会の(右から)森圭介副委員長、雲井雄善委員長、池尾宥亮さん=奈良市で2021年8月25日午後3時34分、花澤茂人撮影
「H1法話グランプリ2021」開催に向け意気込む実行委員会の(右から)森圭介副委員長、雲井雄善委員長、池尾宥亮さん=奈良市で2021年8月25日午後3時34分、花澤茂人撮影

 宗派の枠を超えた若手僧侶らが法話を披露し合うイベント「H1(エイチワン)法話グランプリ2021」が10月30日午後1時から、奈良市のなら100年会館で開かれる。実行委員会が25日、概要を発表した。全国から集まった8組9人が出場し、「もう一度会いたいお坊さん」ナンバーワンを目指す。

 「H1」は2017年、栃木県で真言宗豊山派の若手僧侶たちの研修成果発表の場として考案された。法話内容の優劣ではなく「もう一度会いたいか」を判断基準としたことで共感が広がり、18年12月に超宗派の僧侶たちによる実行委員会が発足。19年6月には須磨寺(神戸市須磨区)で「エピソード・ZERO」と銘打った大会が開かれ、実行委の声かけで集まった7組が出場した。

 今回は初めて全国から出場者を公募し、36組の中から選考委員によって8組が選ばれた。実行委は今大会を本格的な始動と位置づけ、日本仏教の始まりの地である奈良で開催することにしたという。

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