ボッチャ/2 つながる人の輪 財団評議員、ボール会社、大学生
毎日新聞
2021/8/27 06:31(最終更新 8/27 06:31)
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養護学校教員だった古賀稔啓(としひろ)、教え子の荒井育子、大学非常勤講師の渡辺美佐子。3人がボッチャの普及に乗り出した1990年代後半、人の輪が少しずつ、つながり始めていく。携わった人たちの背景は実に多様だった。
95年、夏の暑い日だった。障害者支援に取り組む「木下財団」の評議員だった大久保政彦(68)は、知人の大学教授に呼ばれ、渡辺に引き合わされた。走り寄ってきた渡辺は開口一番、「協力してくださるそうでありがとうございます!」。何のことだと思いながら話を聞いていた大久保は思わず膝を打った。
「障害者も健常者も一緒に楽しめる競技。いいじゃない!」。財団の理事たちを説得して助成を始め、自らもツテをたどって障害者施設や小学校などを回った。
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