19年度の虐待死78人に 20年度の児相対応件数、初の20万超え

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 厚生労働省は27日、全国の児童相談所が2020年度に相談対応した児童虐待件数は20万5029件だったと発表した。調査を始めた1990年度以降30年連続で増え続け、初めて20万件を超えた。また同日公表された児童虐待による死亡事例の検証結果によると、19年度に虐待で死亡した子どもは前年度より5人増え、78人となった。

 児相による虐待相談の対応件数は12年度以降、前年度比1~2割のペースで増えてきたが、20年度は前年度(19万3780件)の5・8%増となり、伸び率が鈍化。厚労省によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛や臨時休校などで虐待が表面化しにくかった可能性もある。

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