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民宿かんづくり荘/上 屋号由来「神つくり」? 江戸中期の古民家 /東京

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かんづくり荘が面している檜原街道は、緑に囲まれ、ツーリングのバイクや自転車の人気のコースだ
かんづくり荘が面している檜原街道は、緑に囲まれ、ツーリングのバイクや自転車の人気のコースだ

民宿かんづくり荘 東京都檜原村2411

 JR武蔵五日市駅から路線バスに乗る。秋川沿いから檜原村役場付近で南に分岐し、南秋川を車窓から見下ろして1時間ほど走る。降車した停留所では、深緑と柔らかな輝きの青空、セミ時雨とせせらぎの音が迎えてくれた。訪れた宿は檜原街道に面する、わらぶき屋根で落ち着いたたたずまいの古民家だ。

 主人の山崎源重(げんじゅう)さん(63)によると、建築時の絵図面や古文書から、約300年前、江戸時代中期の建物という。「かんづくり」という屋号の由来を山崎さんが説明してくれた。「三つの説があります。車などの引き手『梶(かじ)』を作っていて“梶作り”が詰まった。次に、家の正面に山があって11月から2月までは日差しが当たらず寒いので“寒造り”。そして、秋川渓谷最上流にある九頭竜神社の宮司が年末にここ…

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