富士山ぐるり、高速道路網が完成 山梨知事「甲斐国が、開の国に」

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29日から供用が始まる中部横断自動車道の南部インターチェンジ周辺=国土交通省甲府河川国道事務所提供
29日から供用が始まる中部横断自動車道の南部インターチェンジ周辺=国土交通省甲府河川国道事務所提供

 富士山の西側を南北に走る中部横断自動車道の山梨―静岡間が、29日に全線開通する。4月には東側で自動車専用の国道バイパスなどが供用を開始。富士山をぐるりと巡る高速道路網が形成されることになり、コロナ明けの観光振興にも拍車がかかりそうだ。【梅田啓祐】

念願の全線開通

 29日午後4時に、未整備だった山梨県内の南部インターチェンジ(IC)―下部温泉早川IC間の約13・2キロの供用が始まる。

 両県間は2002~19年に大半の区間が整備され、残る区間が「最後のピース」とされていた。ただ、山岳地帯を通過することからトンネルが多いうえに地盤がもろく工事は難航。13年時点で両県間の全線開通を17年度に予定していたが、労災死亡事故や施工ミスなどが相次ぎ、過去3回、開通時期が先延ばしとなった。

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