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私が思う日本

スケボーのメダルラッシュに沸く日本 それでも若者へは冷淡な視線

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スケートボード女子パーク決勝を終えてメダルを手に撮影に応じる優勝した四十住さくら(中央)。左は2位の開心那、右は3位に入った英国のスカイ・ブラウン=有明アーバンスポーツパークで2021年8月4日、宮間俊樹撮影
スケートボード女子パーク決勝を終えてメダルを手に撮影に応じる優勝した四十住さくら(中央)。左は2位の開心那、右は3位に入った英国のスカイ・ブラウン=有明アーバンスポーツパークで2021年8月4日、宮間俊樹撮影

 東京に駐在する外国メディア特派員の目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。韓国、フランス、米国、バングラデシュ、シンガポールの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日本」。第19回はブルームバーグ通信(米国)のリサ・ドゥ東京特派員が、東京オリンピックで注目を集めたスケートボードを通じ、日本社会の若者に対する視線について取り上げる。

   ◇     ◇   

 年長者のさまざまな言動によって傷がついた東京オリンピックで、唯一の救いと思われたのが、若者たちの活躍だった。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が猛威を振るい、開催の是非が問われる逆風の中、東京オリンピックを巡る心温まる物語の一つは、猛暑続きの有明アーバンスポーツパーク(東京都江東区)で生まれた。日本の若者が男女とも今大会から採用された新競技のスケートボードで話題を独占したのだ。彼らが成し遂げたことは「クール・ジャパン」に新たな一ページを加えた。

 しかし、歓喜と金メダルの裏には、厳しい現実があった。多くの日本人スケートボード選手は、…

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