観光客もてなす「御師の家」休館 志摩 館主の森和夫さん亡くなる 地元から再開願う声 /三重

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 日本三大御田植え祭=国重要無形民俗文化財=で知られる志摩市磯部町の伊雑宮(いざわのみや)に隣接し、観光案内所として人気を集めていた「御師(おんし)の家 森新」が休館になった。御田植え祭の関係資料の展示や動画放映、参拝者をもてなした御師のいわれなどを紹介し人気を集めていたが、すべてを切り盛りしていた館主の森和夫さん(88)が14日に亡くなったため。関係者は「人気の施設でもあり、何とか再開できないだろうか」と訴えている。

 森さんは「全国から訪れた参拝者をもてなした、かつての光景を復活させたい」と、2012年10月に100年以上前に建てられた自宅を改築し、展示スペースを設けた御師の家をオープンした。先祖は江戸時代に全国各地から誘致した参拝者をもてなし宿泊させた御師。伊勢神宮が有名だが、伊雑宮にも25人前後が活躍していたという。明治時代初めの1871年に御師制度は廃止になり途絶えた。

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