尾鷲ヒノキで脱炭素 市の事業 ヤフーの公募に採択 /三重

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 大手ポータルサイト「ヤフー」が全国の地方公共団体を対象に公募した「地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」に尾鷲市の事業が採択された。同社からのふるさと納税2560万円を基に2021年度、九鬼町の尾鷲ヒノキの市有林91ヘクタールで脱炭素につながる森林づくりに取り組む。加藤千速市長は「森づくりを進めながらカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)と関連付けた事業計画を進めたい」としている。

 林業の停滞による森林保全が危惧されるなか、尾鷲市は脱炭素への取り組みによる新たな林業モデルの構築を目指している。プロジェクトでは尾鷲ヒノキの産地として、密植多間伐という「尾鷲ヒノキ林業」(17年に日本農業遺産認定)の伝統継承▽子供たちへの「木育」の推進▽間伐後の広葉樹植樹での生物多様性につながる森林づくり――に取り組む。また、市有林下流域にある九鬼漁港周辺では、藻場造成のためガンガゼ駆除を進める…

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