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河野太郎担当相「テレワーク、やればできる」 立ちはだかる大きな壁

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政府の総合科学技術・イノベーション会議にオンラインで出席した河野太郎行政改革担当相(画面左上)=8月26日(同氏のツイッターから)
政府の総合科学技術・イノベーション会議にオンラインで出席した河野太郎行政改革担当相(画面左上)=8月26日(同氏のツイッターから)

 河野太郎行政改革担当相が8月中旬から在宅勤務を中心にした「テレワーク」に取り組んでいる。部下の職員にも「出勤者7割減」を厳命しているが、国会や閣議は依然として「リアル出席」が大前提。テレワークの旗振り役のはずの菅義偉首相は今も「対面・出勤」にこだわり続けており、首相官邸の腰は重い。【堀和彦】

大臣室にはほぼ不在

 「今日も朝イチのオンライン会議から夜の勉強会まで、全てオンラインで日程が組まれている。テレワーク、やればできる」。テレワーク生活を宣言してから10日目の25日朝、河野氏は自身のツイッターで在宅勤務の定着ぶりをアピールした。

 河野氏は16日の週から「『隗(かい)より始めよ』で、できるものはテレワークをやっていきたい」として、本格的な在宅勤務に入った。新型コロナウイルス感染予防対策として、会議や面会は東京・赤坂の議員宿舎からのオンライン形式での参加を徹底。内閣府の大臣室に入ることはほぼなくなった。

 また、ワクチン接種を担当する河野氏の「直轄チーム」は「A班・B班」に分けて交代勤務とした。「記者も感染予防を」と呼びかけ、記者会見はウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」によるオンライン形式に切り替えた。

 河野氏には…

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