ロゲ前IOC会長「ユース五輪」創設、若者スポーツ離れに危機感

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2020年夏季五輪開催地が東京に決まった事を発表するIOCのジャック・ロゲ会長=2013年9月7日、AP
2020年夏季五輪開催地が東京に決まった事を発表するIOCのジャック・ロゲ会長=2013年9月7日、AP

 国際オリンピック委員会(IOC)が29日に死去を発表したジャック・ロゲ前会長は、原則18歳以下を対象とした「ユース五輪」を創設した。価値観やレジャー、エンターテインメントなどの多様化により、若者のスポーツや五輪離れに早くから警鐘を鳴らし、対策を打っていた。

 ロゲ氏がユース五輪を提唱したのは2007年。当時、ロゲ氏の前任者で、21年にわたって国際スポーツ界のトップに君臨したサマランチ元会長は終身名誉会長として影響力を発揮し、「院政」とも言われた。その中で打ち出された若者の祭典はロゲ氏の肝いりだった。

 ユース五輪が初めて開催されたのは10年のシンガポールでの第1回夏季大会。その2年後、オーストリアのインスブルックで第1回冬季大会が開かれ、記者は取材した。

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