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東京・江東 くず餅乳酸菌 じっくり発酵「飲んで健康に」 ほのかな甘みと酸味 /東京

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 江戸時代の1805年に創業した老舗菓子店「船橋屋」の本店(東京都江東区亀戸3)は、フジの名所として知られる亀戸天神社に近く、芥川龍之介や永井荷風ら文化人も通ったという名店だ。歴史ある「元祖くず餅」が有名だが、新たに「くず餅乳酸菌」を使った飲料やかき氷を売り出し、人気を博している。【佐藤英里奈】

 船橋屋の「元祖くず餅」はマメ科の植物である「葛(くず)」を使用せず、小麦粉が原料。グルテンを除いた小麦でんぷんを約450日間、発酵させて製造している。店によると、「くず餅」という名で呼ばれるようになった経緯は諸説あり、創業者の出身地である下総国葛飾郡から「葛」の字を取って「くず(葛)餅」としたという説や、亀戸天神社の近くにあるため縁起の良い「久寿(くず)餅」から「くず餅」と呼ばれるようになったという説がある。

 2008年に就任した8代目の渡辺雅司社長は健康に関心が強く、客から「くず餅を食べると、おなかの調子が良くなる」という声が寄せられるなどしたことから、くず餅の発酵過程を調査。10年に「くず餅乳酸菌」を発見し、この乳酸菌を抽出して粉末化したサプリメントを販売した。

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