アフガン、広島が希望に 国連機関、人材育成18年 所長「情勢の安定化」願う

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ユニタール広島事務所の隈元美穂子所長=スクリーンショットから
ユニタール広島事務所の隈元美穂子所長=スクリーンショットから

 イスラム主義組織タリバンが実権を掌握し、緊迫した情勢が続くアフガニスタン。2003年から18年にわたり、同国の復興を後押ししてきた国連機関が広島にある。原子野から再起を遂げた都市という特徴を生かした人材育成研修などで、アフガニスタンなど紛争からの復興を目指す国々を支援する国連訓練調査研究所(UNITAR=ユニタール)広島事務所だ。これまでに3000人以上のアフガン人がユニタールでの研修を受け、母国の復興に取り組んできており、関係者は混乱した情勢を案じながら事態を注視している。

 「米国が撤退すればタリバンが力を持つとは思ったが、これほどのスピードで掌握するとは」。所長の隈元美穂子さんは驚きを隠さない。事務所は、被爆地・広島のシンボル「原爆ドーム」の向かい、広島商工会議所ビル5階(広島市中区)にある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で現在スタッフは完全テレワークだが、通常は約20人が働く。

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