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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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臨時国会拒否 「逃げ」「憲法違反」「危機感ない」野党一斉批判

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臨時国会召集を拒否した自民党に対する野党党首の主な批判
臨時国会召集を拒否した自民党に対する野党党首の主な批判

 立憲民主党など野党は31日、新型コロナウイルス対応のための予備費を積み増す臨時国会の召集要求が自民党に拒否されたことを受け、自民党の「身内の事情」を優先した対応だとして菅政権を一斉に批判した。立憲の枝野幸男代表は同日、自民党に対抗し、財政支出を最低30兆円規模とする独自の補正予算案のとりまとめを泉健太政調会長らに指示した。

 自民党の森山裕国対委員長は31日、立憲の安住淳国対委員長と会談し、野党が9月7~16日の日程で求めていた臨時国会の召集を拒否した。森山氏は国会の議決を経ず内閣の責任で使える新型コロナの「予備費」の残額が約2兆6000億円あることを念頭に「月の使用平均は8000億円程度で、3カ月はぎりぎりなんとかなる」などと述べた。安住氏は記者団に「(野党の要求は)憲法53条に基づくので、国会が開かれないまま衆院選に突入すれば憲法に違反する。憲政の常道に反すると言わざるを得ない」と強く非難した。

 菅義偉首相は30日、自民党の二階俊博幹事長に追加経済対策の準備を指示。コロナ禍で低迷する経済や、国民生活を下支えする新たな対策を衆院選前に打ち出し、アピール材料としたい考えだが、対策を…

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【2021自民党総裁選】

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