東日本大震災

被災を俯瞰 学びある「語り」を 大槌に移住し活動 非体験者こそ伝承の軸に /岩手

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東日本大震災の語り部活動を続けている神谷未生さん=岩手県大槌町で
東日本大震災の語り部活動を続けている神谷未生さん=岩手県大槌町で

 東日本大震災で人口の1割近く、1280人超が犠牲となった大槌町で、震災後に移り住んだ神谷未生さん(46)が語り部活動を続けている。「被災していないのに」との声には、被災者たちの体験を俯瞰(ふかん)して伝えることも大切だと感じている。

 名古屋市で生まれ育ち、看護師として米国や途上国で10年以上、医療活動に従事。震災時にいたベトナムからの帰国直後、大槌町に入り物資配布などに携わった。地元の復興支援団体「おらが大槌夢広場」で活動中に地元男性と結婚。1児の母となり、町に腰を落ち着けた。

 語り部を始めたのは震災2年後の夏。英語力を生かし、訪れた外国人留学生のガイドを担当したことがきっかけだった。これまで1万人以上に、町で起きたことを伝えてきた。

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