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浮世絵のような似顔絵を描く「浮世似顔絵師」として活動しながら、自身が生み出した八尾市の非公認ゆるキャラ「しょうとくん」とネット交流サービス(SNS)などで生まれ故郷の魅力を発信している。
八尾は飛鳥時代に仏教を国内に受け入れようとした聖徳太子と蘇我馬子が、反対する物部守屋と戦った地。しょうとくんは当時10代前半だった若い聖徳太子がモデルだ。国宝の二つの剣を両腰に差し、革製のよろい姿。旧1万円札の肖像とは違い、かわいらしく親しみやすいキャラで「八尾にポップな印象を足し算する存在になれば」と、商業施設「アリオ八尾」のフードコートでわずか約1時間で描き上げた。
だが、幼いころから絵を学んだわけでもなく、美術的なキャリアもない。
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