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きっかけは「初音ミク」 漆器技術とアニメ、コラボで光明 /和歌山

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初音ミクを会社を救う「天使で女神」と呼ぶ橋本寛子さん=和歌山県海南市岡田で、新宮達撮影
初音ミクを会社を救う「天使で女神」と呼ぶ橋本寛子さん=和歌山県海南市岡田で、新宮達撮影

 伝統技術とアニメのコラボで、生き残りたい――。海南市岡田の漆器メーカー「橋本漆芸」が、漆器に装飾を施す「蒔絵(まきえ)」の技法を生かして手掛けた「ゴルゴ13」や「ゲゲゲの鬼太郎」などのキャラクターが入った名刺入れやしおりなどが人気を博している。盆や膳といった伝統商品の売り上げが落ち込む中、たどり着いた「希望」が「確信」に変わったのは、バーチャルアイドル「初音ミク」がきっかけだった。

 「ミクさんは天使で女神」と話すのは、橋本洋二社長(69)の次女で、デザインを担当する寛子さん(36)だ。「幼いころから姉らが買い集めた漫画を読んで得た知識は多い」と話すアニメ好きだ。音声合成技術に女性声優の声を組み込み、キャラクター付けした「初音ミク」。その商品化の構想は約10年前から抱いていたという。

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