ダチョウパワー全国に 抗体マスク、ふるさと納税返礼品に 京都

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返礼品に加えた「ダチョウ抗体マスク」を手にする杉浦正省精華町長(右)と塚本康浩社長・京都府立大学長=同町役場で、鈴木健太郎撮影
返礼品に加えた「ダチョウ抗体マスク」を手にする杉浦正省精華町長(右)と塚本康浩社長・京都府立大学長=同町役場で、鈴木健太郎撮影

 京都府立大発のベンチャー企業「オーストリッチファーマ」(精華町、社長・塚本康浩府立大学長)がダチョウの卵を使い開発した高機能抗体マスクを、町がふるさと納税の返礼品に新たに加えた。新型コロナウイルスなどを防ぐための抗体入りフィルターを組み込んでいる。コロナ感染症が拡大する中、町は「地元で生まれたコロナ対策商品を通じ、全国に町を知ってもらえる」と期待している。【鈴木健太郎】

 感染症学が専門の塚本社長は、ダチョウが体内で抗体を生み出す能力に注目。ウイルスの一部のたんぱく質をダチョウに投与することで、産んだ卵から大量に抗体を取り出することに成功した。2008年には「ダチョウ抗体」を使ったフィルターで高病原性鳥インフルエンザのウイルスを捕らえ、感染・増殖を抑えるマスクを開発。同年、町内のけいはんな学研都市内に会社を設立し商品化した。

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