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大阪の感染者3倍 宣言効果なし 吉村知事「ピーク見えず」

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大阪・梅田を行き交う人たち。4回目の緊急事態宣言が発令されて1カ月を迎えるが、人出はあまり減っていない=大阪市北区で2021年9月1日午後4時57分、菱田諭士撮影
大阪・梅田を行き交う人たち。4回目の緊急事態宣言が発令されて1カ月を迎えるが、人出はあまり減っていない=大阪市北区で2021年9月1日午後4時57分、菱田諭士撮影

 大阪府は1日、新型コロナウイルスの新規感染者が初めて3000人を超え、3004人確認されたと発表した。府内に4回目となる緊急事態宣言が発令されて2日で1カ月。「第5波」では、なぜ宣言の効果は見られず、感染がかつてないほど広がっているのか。今春の第4波の宣言1カ月間で見られた変化とは全く異なる感染状況や医療提供体制の厳しい様相とは。

 「(感染者が倍になる)倍加速度は収まっても、感染のピークが見えない」。吉村洋文知事は感染者が最多を更新した1日、感染対策の徹底を重ねて求めた。

 府内では、宣言発令段階の8月上旬には1日当たりの新規感染者数は1000人前後だったが、同月18日以降は人数が比較的少ない月曜を除き、連日2000人以上が確認されている。

 4回目となる宣言発令に当たって、府は従来とは異なり、政府に発令を要請しなかった。吉村知事は7月28日、「緊急事態宣言を出しても、そもそもの信用が下がってきている。出ても『関係ないやんか』となることを危惧する」と述べ、社会全体の祝祭ムードが高まる五輪期間中であることも考慮し、懐疑的な見方を示していた。

 懸念されたように効果は第5波で低下している。ソフトバンクの子会社「アグープ」によると、第4波では、大阪・梅田の人出は3回目の宣言発令(4月25日)前の4月19日で比べると、同じ月曜日の5月24日は午後3時台で27%減、同9時台で33%減だった。一方、8月30日はそれぞれ4%減、2%減にとどまってい…

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