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スポーツに夢中な32歳の「少女」 メダル10個目、まだまだ青春

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自転車女子ハンドサイクル個人ロードレース(運動機能障害H5)で金メダルを獲得したオクサナ・マスターズ=2021年9月1日、AP
自転車女子ハンドサイクル個人ロードレース(運動機能障害H5)で金メダルを獲得したオクサナ・マスターズ=2021年9月1日、AP

 「I love Tokyo!」。66キロもの距離を走り切った後も、元気があり余っていた。夏冬10回目の表彰台を金メダルで飾った32歳は、少女のような笑顔をはじけさせた。

 1日に静岡・富士スピードウェイで行われた自転車女子ハンドサイクル個人ロードレース(運動機能障害H5)で、オクサナ・マスターズ(32)=米国=が金メダルを獲得した。序盤から2人旅を続けていた孫変変(33)=中国=を後半の上り坂で一気に引き離し、前日のロードタイムトライアル(運動機能障害H4、5)に続く栄冠。フィニッシュ後は、2時間23分39秒もペダルを回し続けた両手を真っすぐに広げて喜び、「信じられない、最高!」と繰り返し叫んだ。

 1989年、ウクライナ生まれ。生まれつき手足が変形しており、腎臓も一つしかなかった。本人の公式サイトなどによると、生まれる3年前に起きたチェルノブイリ原発事故で放出された放射性物質による汚染が原因とされる。生後すぐに育児放棄に遭い、孤児院でも劣悪な環境で育った。7歳の時に米国人の養母に引き取られ、9歳と14歳で左右の脚を切断する手術を受けたが、スポーツと出合って人生が変わった。

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