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観客なし、メディアなし、中継なし… パラ自転車静岡会場の悲哀

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観客のいない会場で、女子個人ロードタイムトライアル(運動機能障害C1~3)をスタートする杉浦佳子=富士スピードウェイで2021年8月31日、宮間俊樹撮影
観客のいない会場で、女子個人ロードタイムトライアル(運動機能障害C1~3)をスタートする杉浦佳子=富士スピードウェイで2021年8月31日、宮間俊樹撮影

 若干の疎外感を抱いている。首都圏の騒がしさから離れた静岡で開催されている東京パラリンピックの自転車競技。ほとんどテレビ中継されることもなく、メダル候補の日本選手が出場しない限り会場を訪れる日本メディアの数も少ない。

 静岡会場は東京オリンピックでも使用され、五輪では数少ない「有観客開催会場」となった。東京をスタートし富士スピードウェイでフィニッシュしたロードレースでは、主に首都圏の沿道で密集状態が発生し、新型コロナウイルス感染対策への懸念の声も上がった。一方、パラリンピックは五輪の時より感染状況が悪化し、静岡県にも緊急事態宣言が発令されたことなどを受けて無観客開催になった。「教育的意義がある」として、希望する学校単位で小中高生らが観戦する「学校連携観戦プログラム」の実施が予定されたが、県内の実施校は結局ゼロだった。

 パラリンピックを機に競技普及を期待した関係者の思いは複雑だ。日本自転車競技連盟(JCF)の松村正之会長は「スポーツで人の命を…

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【東京パラリンピック】

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