コロナ病床、新規150床確保　都内医療機関、要請に協力

　厚生労働省と東京都が改正感染症法に基づいて都内の医療機関に実施した協力要請を受け、新型コロナウイルス患者の専用病床が新たに約150床確保できる見通しになったことが、都関係者への取材で明らかになった。国と都は要請の回答期限を8月31日としており、都が2日午後に中間報告を発表する。未回答の医療機関もあり、病床はさらに増える可能性がある。

　国と都は感染拡大で逼迫（ひっぱく）する医療提供体制を守るため、8月23日に同法に基づいて、病床確保や宿泊療養施設への人材派遣などを都内の全医療機関に要請した。