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紫式部も縁、石山寺 30代で要職、女性僧侶訪ね 男性社会、少数派に置かれ /滋賀

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石山寺東大門の前に立つ(右から)鷲尾龍華さん、岩間さん、徳田さん、三浦さん=2021年7月24日撮影
石山寺東大門の前に立つ(右から)鷲尾龍華さん、岩間さん、徳田さん、三浦さん=2021年7月24日撮影

 紫式部が「源氏物語」を着想したほか、平安時代から多くの女流文学者が霊感を得てきたと伝わる石山寺。この寺に、30代で責任役員という要職に就いている女性僧侶がいると知った。仏教界で少数派である女性僧侶の話をぜひ伺ってみたいと、真夏の寺を訪れた。(徳田杏実、岩間日向子、三浦莉瑚・龍谷大2年)

「しんどさ 分かる経験生かす」

 瀬田川沿いの表参道を少し歩き、緑あふれる境内の寺務所に入ると、洋風の立派なソファが置かれた応接間に案内された。鷲尾龍華(りゅうげ)さん(34)は物腰の柔らかな優しい雰囲気の方で、私たち一人一人に丁寧に名刺を手渡してくれた。

 龍華さんは、父が石山寺座主の遍隆さん、母が徳島の寺出身で、仏教一家の一人っ子だ。幼い頃からお堂で仏様に手を合わせるのが日常で、経を唱える僧侶の姿に憧れ、「自分もお坊さんになりたいと思っていた」という。

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