連載

かんさい楽

毎日新聞デジタルの「かんさい楽」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

かんさい楽

スイカの品種改良(奈良・萩原農場) 味と作りやすさを両立

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「萩原農場」が今年完成させたスイカ「ぷちっと」を見せる萩原俊嗣社長=奈良県田原本町で、共同
「萩原農場」が今年完成させたスイカ「ぷちっと」を見せる萩原俊嗣社長=奈良県田原本町で、共同

 <見・聞・楽 かんさい楽(がく)>

 奈良県田原本町にある老舗の種子メーカー「萩原農場」が、専門に扱っている夏の風物詩スイカの品種改良や関連商品の開発に余念がない。萩原俊嗣社長(66)は「スイカの可能性を広めたい」と意気込む。

 6月中旬、改良途上のスイカが300個以上、半分に切って同社の研究棟にずらりと並べられた。担当の社員は、果肉の色や種の並び具合などを点検しながら、スプーンですくい、味わいを確かめる。「甘さに食感、しま模様。計25項目を評価し、淘汰(とうた)します」

 消費者や生産者の要望に合わせて「甘みが強い」「病気に負けない」などの長所を持つ品種を掛け合わせ、おいしさと作りやすさを両立させるのが重要という。萩原社長は「新品種を世に送り出すには、10年以上かかる。宝くじを当てるよりも、難しいかもしれないね」と笑う。

この記事は有料記事です。

残り626文字(全文990文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集