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象徴天皇制の問題、顕在化 名古屋大大学院の河西秀哉准教授(日本近現代史)の話
憲法には自由権などを認めた基本的人権がある一方で、象徴天皇制は天皇や皇族が自らの意思を発さないことが前提となっている。今回はその二つの折り合いがつかなくなり、象徴天皇制が抱えてきた問題が顕在化したと言える。秋篠宮さまは子どもたちの自由を尊重して育ててきたが、現在は皇嗣という責任ある立場になった。そのため、親としては結婚を認めたが皇室としては認めないという判断をし、結婚に関連した儀式は行わないことにしたのではないか。皇室は平成以降、私を捨てて公に尽くす道徳性で国民の支持を得た。だからこそ、小室さんのご家族の金銭トラブルが国民には不道徳に見…
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