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「9.11」後の20年 米同時多発テロ20年

米同時多発テロから20年。特集記事や写真・動画で振り返ります。

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「9・11後の20年」ついえた民主化

女性の権利、言論の自由は…時計の針逆戻り懸念 漂う徒労感/6

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テレビ局の同僚4人を暗殺されたハヤ・ハビビさん(左)とナディア・モマンドさん=2021年8月2日、松井聡撮影
テレビ局の同僚4人を暗殺されたハヤ・ハビビさん(左)とナディア・モマンドさん=2021年8月2日、松井聡撮影

 アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが20年ぶりに復権した。米国主導の国際社会は心血を注いでアフガンの民主化を支援してきたが、事実上頓挫した。8月15日の首都カブール制圧以降、タリバンは「穏健化」を強調するが、かつての「恐怖政治」がよみがえることはないのか。【カブールで松井聡】

 「アフガンに生まれたのだから仕方ない。そう米国に言われているように感じる」。地元民放「エニカスTV」で3月まで歌番組の制作に携わったハヤ・ハビビさん(19)が遠くを見つめた。

 8月上旬、アフガンでハビビさんと同僚のナディア・モマンドさん(20)に会った。米軍は戦況が泥沼化したアフガンからの撤収を急ぎ、その頃作業は既に9割が完了。入れ替わるように、タリバンが支配地域を急速に拡大していた。

 エニカスTVは…

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