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「もてあそばれている」 反コロナワクチン “陰謀論”信じる理由

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炊き出しの取材で出会った、新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する女性のスマートフォン。コロナの情報を記録していた=東京都新宿区で2021年7月17日、木許はるみ撮影
炊き出しの取材で出会った、新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する女性のスマートフォン。コロナの情報を記録していた=東京都新宿区で2021年7月17日、木許はるみ撮影

 猛威が続く新型コロナウイルスのワクチン接種が遅ればせながら進む一方で、接種に反対する医師の本が書店のベストセラーコーナーに並ぶ。反ワクチン論や、ワクチンを推奨する“闇の勢力”がいるなどと主張する“陰謀論”や偽情報が、インターネットも含め、私たちの近くに存在する。ワクチンを忌避する人たちを取材すると、政治やマスコミ不信という共通点が見えてきた。ある女性は「政治家だってコロナ下で会食しています。私たちはコロナ対策を名目に政治にコントロールされ、もてあそばれているんです」と、コロナの脅威やワクチンへの懐疑的な考えを説いた。【木許はるみ/デジタル報道センター】

 ※記事には科学的に証明されていない不確かな主張も含まれています。閲覧にご注意ください。

 思わぬところで、ワクチンに反対する女性(50)に出会った。東京オリンピックの開幕直前の7月中旬、東京・新宿の都庁の下で行われた炊き出し。女性は白いシャツに小さな花柄のロングワンピースを着て、列に交じっていた。参加した理由を聞こうと声を掛けた。

 困窮する知人に届ける食事をもらいに都内から来たという。自身も1月に勤務先の事業縮小により解雇され、…

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