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東北のキラ星たち

全国には、豊かな才能を秘めたたくさんの子どもたちがいる。そんな「キラ星」たちを東北各地の記者が訪ねます。

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東北のキラ星たち

練習重ね全国初V クロスカントリースキー 大場明咲さん(山形県尾花沢市・中1) /福島

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オフシーズンはローラースキーに履き替えて練習する大場明咲さん=山形県尾花沢市立福原小で2021年8月1日、小寺泰介撮影
オフシーズンはローラースキーに履き替えて練習する大場明咲さん=山形県尾花沢市立福原小で2021年8月1日、小寺泰介撮影

 長野県で今年3月に開かれた全日本小学生選抜クロスカントリースキー大会の女子2・5キロクラシカルで、山形県尾花沢市立福原小6年だった大場明咲(あさき)さん(13)=現・市立福原中1年=が全国大会初出場で初優勝した。

 レースには全国から選ばれた83人が出場。「今まで経験したことがない」という起伏の激しいコースにも気負わず果敢に攻めた。優れた持久力に加え、下りコーナーの滑走など細やかな技術も駆使。先発した選手を中盤の上り坂で抜き去り、軽快にピッチを刻み続け、2位に8・4秒の差を付け優勝した。

 県内でも雪が多い同市はクロスカントリースキーが盛んで、スキー場がなかったころ、市民が畑脇の林道などにコースを造り、冬の体力作りに役立てたことが始まりといわれている。2010年のバンクーバー冬季パラリンピックの同競技で銀メダルの太田渉子選手(32)も同市出身。市内には大場さんが所属する福原をはじめ少年団が五つあり、小学校が冬の体育の授業に取り入れるなど、競技人口を支える。

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