外国人窓口の相談増加 公的支援、在留資格… 伊丹市、オンラインで多言語対応 /兵庫

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 伊丹市の外国人相談窓口への相談が増加している。コロナ禍で生活相談の必要性が高まる中、市は4月からオンラインを通じて16の言語に対応できる「オンライン多言語通訳」を導入した。

 相談窓口を担当する国際・平和課によると、外国人からの相談は他課に寄せられたものも含め2019年度は46件、20年度は51件だった。今年度は4~8月、既に65件あった。

 市内在住の外国人は約3100人。外国人の増加、多国籍化に対応するため、オンライン多言語通訳を導入した。市職員が相談に応じる際、通訳者とテレビ電話をつなぐ。英語、中国語、韓国・朝鮮語のほか、ベトナム、フィリピン、スペインなどの言葉に対応できる。これまでは通訳機器を利用していたが、複雑な制度や込み入った相談も話しやすくなったという。

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