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紀伊半島豪雨10年

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紀伊半島豪雨10年

もう一度、人の集う場に 閉校の旧大塔小中 校舎を活用 五條 /奈良

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旧大塔小中学校の校舎を活用した「大塔ライフハウス」=奈良県五條市大塔町で2021年8月20日午後5時、高田房二郎撮影
旧大塔小中学校の校舎を活用した「大塔ライフハウス」=奈良県五條市大塔町で2021年8月20日午後5時、高田房二郎撮影

 2011年の紀伊半島豪雨が引き金で閉校になった五條市大塔町宇井の旧大塔小中学校の校舎を、高齢者介護などの地域福祉や地区内外の人たちの交流拠点として再利用する取り組みが進んでいる。まがまがしい自然の力に砕かれたコミュニティー再生の試みとして注目される。【高田房二郎】

 11年9月4日朝、山腹崩壊が発生。宇井地区では土砂にのみ込まれ、11人の死者・行方不明者が出た。旧校舎は被害を免れたものの、地区への立ち入りが制限され、子どもらは同市西吉野町の仮校舎へ通うことになった。

 市中心部から車で約50分の大塔地域では、それまでも過疎高齢化が進んでいたが、水害は人口流出に拍車をかけ、まなびやは子どもらの姿が戻ることなく18年春、閉校した。

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