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東京パラリンピック 車いすテニス 深夜の激闘、上地力尽き 105分、諦めない姿勢貫く

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女子シングルス決勝を終えてオランダのデフロート(右)と健闘をたたえ合う上地=宮間俊樹撮影
女子シングルス決勝を終えてオランダのデフロート(右)と健闘をたたえ合う上地=宮間俊樹撮影

 <ともに生きる。ともに輝く。>

 3日、東京・有明テニスの森公園で車いすテニスの女子シングルス決勝があり、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)は第1シードのデフロート(オランダ)に3―6、6―7で敗れ、銀メダルだった。前回大会の自身の3位を上回る2位は女子種目では日本勢の最高順位。

 試合終了は3日午後11時半過ぎ。秋の訪れを告げる肌寒さを吹き飛ばす熱い105分だった。タイブレークまで粘って敗れた上地は試合後、感情があふれ、なかなか言葉にならない。「最後の1ポイントまで絶対にあきらめないという気持ちで、最後まで攻めることができた。(自分を)ほめてあげたい」。あふれる涙をぬぐいながら、言葉を絞り出した。

 世界ランキング1位のデフロートに第1セットを3―6で奪われ、迎えた第2セット。4―5と敗北の瀬戸際に追い込まれた第10ゲームに上地の思いが凝縮されていた。相手に4度マッチポイントを握られたが、気持ちは折れない。車いすを回転させて何度も反転し、東京大会に向けて鍛え上げた腕を必死に回してネットやライン際に落ちたボールに食らいついた。最後はフォアの逆クロスをライン際に打ち込み、タイに持ち込んだ。

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