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菅首相退陣 延命策尽き コロナ、迷走重ね(その2止) ワクチン・五輪、広げた傷

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 「全力でこの危機を乗り越える。皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます」。政府が緊急事態宣言の延長・拡大を決めた8月25日の記者会見で、菅義偉首相は後に批判を浴びた「明かりははっきりと見え始めている」という楽観論に続けて、国民に感染対策徹底や行動自粛を呼びかけた。頭を下げる首相の姿は、もはや「恒例行事」のようにも映っていた。

 就任以来、宣言の発令と解除を繰り返す一方で、首相が示した「これが最後」との約束は何度も裏切られ、不自由な生活を強いられる国民はいらだちを募らせた。頂点に達しつつあるその不満が菅政権の継続を不可能にした最大の要因だ。

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