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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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熱海土石流から2カ月 引っ越し決めた65歳の涙 今なお150人避難

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土石流が発生したとみられる午前10時28分に合わせ、黙とうする太田滋さん(右端)ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年9月3日午前10時28分、深野麟之介撮影
土石流が発生したとみられる午前10時28分に合わせ、黙とうする太田滋さん(右端)ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年9月3日午前10時28分、深野麟之介撮影

 7月3日にあった熱海市伊豆山地区の土石流災害は9月3日、発生から2カ月となった。犠牲者は26人、行方不明者は1人。遺族が8月、土石流の起点となったとみられる盛り土の新旧所有者を刑事告訴したが、発生の原因や行政の責任を調査する県の動きは鈍い。今もなお、約150人が避難生活を続ける現場を歩くと、今後の暮らしへの不安の声が聞こえてきた。【深野麟之介】

 土石流が到達した海岸から500メートルほど山側の仲道集落。2日午後は降りしきる雨の中、警察による捜索活動が続けられていた。自衛隊は7月末までに全て撤収。数台の民間の重機が、流されずに残った住宅に積もった泥を取り除いていた。1カ月ほど前に5メートルほどの高さに堆積(たいせき)した土砂は徐々に運び出され、階段状に整理されている。

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【熱海土石流】

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