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チーム道下美里、金メダルへのプラン実行 「後半勝負」冷静に

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女子マラソン(視覚障害T12)で優勝し笑顔の道下美里(右)=国立競技場で2021年9月5日、宮間俊樹撮影
女子マラソン(視覚障害T12)で優勝し笑顔の道下美里(右)=国立競技場で2021年9月5日、宮間俊樹撮影

 東京パラリンピック最終日の5日、陸上女子マラソン(視覚障害T12)が東京・国立競技場を発着点とするコースであり、道下美里(44)=三井住友海上=が金メダルを獲得した。

 最後のトラックに入り優勝を確信すると、笑みがこぼれた。フィニッシュテープを切った道下は「やったあ」と叫び、伴走の志田淳さんに抱きついた。「最高の伴走者と最強の仲間がいたので、ここにたどり着いた」

 焦らず、後半勝負というプラン通りに導いたのは2人の「最高の伴走者」だ。

 前半を担当した相模原市職員の青山由佳さんは銀メダルを獲得した2016年リオデジャネイロ大会でも道下の伴走を務めた。「チーム道下」でレース前日に決めたプランは3通りほどあった。一番可能性が高いと想定していたのは「集団で勝負どころまで進む」。レース中盤でパウトワ(RPC)が抜けだし数秒前を先行する形となったが、「前にライバルが出たとしてもペースを守るというのを青山さんが実行してくれた」と道下は感謝する。

 後半を担当した元実業団選手の志田さんも冷静だった。25キロすぎで追いついた時も様子をうかがいながら5キロほど並走し、「相手は1500メートルにも出場していて、たぶんスタミナはない。30キロ以降が勝負になる」。

 狙い通り、30キロすぎにスパートをかけると…

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