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室町の兄妹・流れ公方と忘れられた尼

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室町の兄妹・流れ公方と忘れられた尼

/8 亡くなったのは1545年 天下は喪に服した /京都

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 7年前、ようやく名前が判明した曇華(花)院主・祝渓聖寿。将軍になり損なった足利義視(よしみ)(六代将軍・足利義教の子)の娘で、兄の十代将軍・義稙(よしたね)を支えたこの尼僧は、いつ亡くなったのか。

 神道をつかさどった吉田家の中世の日記は、存在こそ知られているが、まだ翻刻(活字化)されていない部分が多い。研究者も引用しづらい未紹介部分もあった。

 2018年、東京大史料編纂(へんさん)所研究紀要で村井祐樹准教授は、このうち吉田兼右(かねみぎ)の天文14(1545)年の日記を翻刻・紹介した。明治時代の写本が同編纂所に収められていたが、原本の所在は不明という貴重本だ。

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