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水中写真連載 So Blue

これまでに800回以上、海に潜った三村政司・写真記者が各地の美しい水中の風景をお届けします。

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どーこだ サンゴをまとう、かくれんぼ名人

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トゲトサカに隠れるイソコンペイトウガニ。横を向いている=和歌山県串本町で、三村政司撮影
トゲトサカに隠れるイソコンペイトウガニ。横を向いている=和歌山県串本町で、三村政司撮影

 この写真の中には、1匹のカニが隠れています。さあ、どこでしょう?

◇    ◇    ◇    ◇    

 甲羅の大きさが1センチ程度の「イソコンペイトウガニ」が軟質サンゴ「トゲトサカ」に擬態しています。漢字で書くと磯金平糖蟹。文字通りお菓子のコンペイトウにそっくりです。英名もCandy crab(キャンディー クラブ)。なんだか甘くておいしそうです。

 水中で見つけるにはコツがあります。このカニは、もともとトゲトサカに似ているのに、さらにハサミで切り取ったポリプ(触手)を体に「装備」します。ますます探しにくくなると考えてしまいますが、広範囲を動き回ることは少ないため、削り取られたトゲトサカの周囲を探せば意外にも簡単に見つけることができるのです。

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