被爆2世の苦しみにも光を 当事者運動を考えるオンライン講座開催へ

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神奈川県の遺族代表として平和記念式典に参列した森川聖詩さん。手に持つ写真は、被爆者の父定實さん=広島市中区の平和記念公園で2021年8月6日午前7時42分、小山美砂撮影
神奈川県の遺族代表として平和記念式典に参列した森川聖詩さん。手に持つ写真は、被爆者の父定實さん=広島市中区の平和記念公園で2021年8月6日午前7時42分、小山美砂撮影

 被爆2世への援護を求め、草創期から運動を続ける森川聖詩さん(67)=川崎市=が12日午後3時、オンライン講座「被爆二世問題・運動の歴史と今後の展望」を開く。遺伝的影響については議論が続くが、森川さんは「2世はあくまで被爆者の苦悩を表す時に語られることが多かった。2世当事者の健康問題や暮らし、心に光を当てたい」と話している。【小山美砂】

 「娘の将来のことを考えると、一層苦しみが増し、夜も眠れない日が続いた」。8月6日、神奈川県の遺族代表として平和記念式典に参列した森川さんは、松井一実・広島市長が読み上げた平和宣言に、複雑な思いを持った。被爆後に娘を産んだ女性が放射線の影響を案じてつづった手記を松井市長が引用、被爆者の苦しみを伝えようとした部分だった。「被爆者の苦悩を否定するつもりはない。ただ、子ども自身の苦しみには焦点が当たって…

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