特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

新型コロナ 病床増、もう限界 神奈川県医療危機対策統括官・阿南英明医師

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 神奈川県内の新型コロナウイルス感染症対策を指揮する、県医療危機対策統括官の阿南英明医師が毎日新聞のインタビューに応じ、現在の感染拡大は政府の対策の遅れなどが原因で「(感染の)第5波は人災だ」と指摘した。(インタビューは8月24日に実施)

 阿南氏は、救急医療や災害医療のエキスパートで、県内の藤沢市民病院で副院長も務める。新型コロナ対策では、医療資源を効率的に活用するため、患者の重症度に応じて受け入れる病院を振り分ける「神奈川モデル」を構築し、注目を浴びた。

 日本集中治療医学会の発表では、県内のICUは478床ある。阿南氏は「すでに県内のICUの半分ぐらい使っており、その分だけ他の医療はできてない。パイの奪い合いになっている」と話す。

この記事は有料記事です。

残り512文字(全文832文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集