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「悪いのはウイルス」 小学校でコロナ差別防ぐ授業 佐賀・唐津

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唐津市立鬼塚小3年2組で電子黒板を指を差し「もし、自分がコロナにかかってしまったら」と児童に問いかける牧山教諭(右端)=佐賀県唐津市で2021年9月6日、峰下喜之撮影
唐津市立鬼塚小3年2組で電子黒板を指を差し「もし、自分がコロナにかかってしまったら」と児童に問いかける牧山教諭(右端)=佐賀県唐津市で2021年9月6日、峰下喜之撮影

 佐賀県唐津市立小中学校が6日、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置に伴う臨時休校を終えて新学期を迎えた。鬼塚小(児童342人)では、「コロナ差別」を防ぐ授業があった。全学年向けに作成した独自教材「みんなが笑顔で生活するために~コロナに負けない!」で「コロナに対する不安を感染者やその家族にぶつけるのはまちがい。悪いのは、かかった人ではなく、ウイルス」と呼びかけた。【峰下喜之】

 市教委によると、市立小中学校でも2020年春以降、欠席した同級生に「コロナじゃない」とうわさする「いじめ」が数件報告された。鬼塚小では、夏休み中の職員会議で差別を未然に防ぐ教材作成を決定。永田ふくみ養護教諭(49)ら3教諭が、日本赤十字社のガイドや保健指導書を参考にスライド27枚にまとめた。

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