「親なきあと」子どもは 「障害者家族の終活」を当事者が支援

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 自分が寝たきりになったり亡くなったりしたら、障害のある我が子は誰を頼ればいいのか――。障害がある子を抱える親の深い悩みを少しでも解消したいと、大阪府八尾市在住の終活カウンセラー、藤井奈緒さん(48)は「障害者家族の終活」をテーマに、相談対応やセミナーでの講演を展開している。藤井さんも障害のある娘がいる当事者。終活の要点として「家族だけで抱え込まず、他人の世話になれるようにしておくことや多くの頼れる人を作ることが大切」と語る。

 藤井さんは現在、一般社団法人「親なきあと」相談室関西ネットワーク(大阪市)の代表理事。「親なきあと」は親が亡くなった後という意味のみならず、親が病気になるなどして子どもの世話ができなくなった場合も含めている。同法人は障害者家族は障害のある子がいない場合の終活に加えてさらなる準備が必要と考え、相談に乗っている。

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