特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

大阪の自宅療養者数、なお高水準 支援強化しても対応追いつかず

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
新型コロナに感染した女性に大阪市から届いたパルスオキシメーター。届いたのは感染判明の1週間後だった=女性提供
新型コロナに感染した女性に大阪市から届いたパルスオキシメーター。届いたのは感染判明の1週間後だった=女性提供

 新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養を続ける患者数が大阪府内で第4波のピークを超える高い水準で推移している。府は訪問看護や医師による往診など支援を強化するが、保健所の初期対応に遅れが生じ、患者からは不安の声も漏れる。第5波に備えて強化したはずの自宅療養者への対応は、なぜ滞っているのか。

 府内では自宅療養者が8月25日に1万6003人となり、今春の第4波のピークの1万5031人(5月11日)を突破。9月2日に最多の1万8107人を記録し、その後、減少傾向にあるが、6日時点で1万6471人に達する。

 府は感染拡大に伴い、8月中旬から9月初旬まで、宿泊療養施設への入所を「40歳以上」か「重症化リスクのある人」に限定した。約3週間ではあったが、入所基準から外れた感染者は自宅療養を原則とする運用に切り替わったことで、自宅療養者の増加に拍車がかかったとみられる。

保健所からの連絡、感染判明から4日後

 8月23日に感染が確認された大阪市の女性会社員(36)は自宅療養を続け、夫と小学生の長男への感染を防ぐため自室にこもった。熱は39・2度まで上がり、せきや関節痛の症状も出て、下痢や味覚の変化にも苦しんだ。「解熱剤を飲むタイミングを知りたくて、ネットでコロナ患者の相談窓口の電話番号を探したが、見つけることができなかった」と言う。

この記事は有料記事です。

残り1644文字(全文2209文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集