茶わん、ペットボトル…日用品楽器で音楽を楽しく 愛知のユニット

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 愛知県大治町に拠点を置く男性2人の日用品演奏ユニット「kajii(カジー)」が、身の回りにあるモノを使って楽器を創作し、演奏活動を展開している。茶わん、ペットボトル、ビー玉、ブルーシート、果てはトイレットペーパーの芯までも材料にし、ライブで使用できるクオリティーの楽器だけでも125種類ほどに及ぶ。「音楽と楽器をもっと身近に」をコンセプトに、見た目からは想像できない驚きの音色を届け続ける。

 kajii事務所は手作り楽器で埋め尽くされ、壁にも数々の楽器がズラリとつり下げられている。最近完成した「ペットフォン」は、底を切った炭酸飲料のペットボトルをつなぎ、その長さで3・5オクターブもの広い音域を作り出した打楽器だ。一方、ペットボトル内の空気圧を変えることで音程を作り出す打楽器「エアコーク」は、目をつぶって聴くとペットボトルとは到底思えないほど美しい音色を奏でる。

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