特集

東京パラリンピック

東京パラリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

パラリンピックがもっと注目を集めるために求められることとは

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
金子達仁さん=東京都千代田区で2019年3月7日、根岸基弘撮影
金子達仁さん=東京都千代田区で2019年3月7日、根岸基弘撮影

 5日に閉幕した東京パラリンピック。7月23日に開幕した東京オリンピックを含め、約1カ月半にわたるスポーツの祭典が幕を閉じた今、国内外の選手たちが繰り広げた熱戦から、私たちは何を受け取るべきなのか。サッカーや障害者スポーツなどのトップアスリートたちの声を取材し続けているスポーツライターの金子達仁さんに寄稿してもらった。

   ◇    ◇

 パラリンピックによって、自分の価値や生きる意味を見出(みいだ)した人がいる。彼ら、彼女らの多くは、大会がより大きく、より注目を集めるようになることを期待している。

 では、東京でパラリンピックが行われたことによって、変化は起きただろうか。ハンディキャッパーがスポーツをすることに対する理解は広がっただろうか。

 高まらなかった、広がらなかった、というつもりはない。NHKは精力的に各競技を取り上げ、他のメディアの露出もおしなべて多かった。今大会をきっかけに、国枝慎吾や池透暢(いけ・ゆきのぶ)の名前を知った方も少なくないだろう。

 だが、この大会の…

この記事は有料記事です。

残り1176文字(全文1617文字)

【東京パラリンピック】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集