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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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政治利用の大きな代償

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菅首相のポスターが並ぶ自民党国会議員の事務所
菅首相のポスターが並ぶ自民党国会議員の事務所

 政権の延命を東京オリンピックとパラリンピックの開催に懸けてきたにもかかわらず、全日程が終了する前々日に退陣表明することになるとは。もちろん、菅義偉首相は思ってもみなかっただろう。

 衆院の解散権も閣僚や党役員の人事権も封じられた末、自滅に近い自民党総裁選不出馬劇だった。

 なぜ、こんな事態に至ったのか。私には、あからさまに五輪を政治利用してきたツケが一気に回ってきたと思えてならない。その代償はあまりに大きかったということだ。

 再三書いてきたように、菅首相は、大会で日本選手のメダルラッシュが続けば、世の中の空気は一変し、政府のコロナ対策への不満や批判も和らぐと考えてきた。

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