松坂が育てたグラブ 岐阜の職人、中日時代提供 RYUのロゴ、注文相次ぐ

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河合龍一さんが手掛けたグラブをはめ、中日移籍後のシーズン初先発のマウンドに立つ松坂投手。グラブには「RYU」のロゴマークが見える=ナゴヤドームで2018年4月5日、大西岳彦撮影
河合龍一さんが手掛けたグラブをはめ、中日移籍後のシーズン初先発のマウンドに立つ松坂投手。グラブには「RYU」のロゴマークが見える=ナゴヤドームで2018年4月5日、大西岳彦撮影

 岐阜県各務原市の野球グラブ職人、河合龍一さん(34)には特別に思いを寄せる人がいる。「平成の怪物」と呼ばれ、今季限りで引退するプロ野球の松坂大輔投手(40)だ。松坂投手が中日に在籍していた2018、19年に延べ20個余りの「松坂モデル」を製作した。元高校球児でもある河合さんは「子どもの頃からのヒーローがグラブ職人として僕を導いてくれた」と話す。

 河合さんは小学3年から白球を追い続けてきた野球少年。硬式野球チームに所属した中学時代は一塁手や外野手として全国大会に出場し、岐阜県選抜チームにも入った。岐阜市立岐阜商高に進み、1年夏には甲子園に出場したチームをアルプススタンドで見守った。

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